旅って、こんなもんだ

ゲストハウスの部屋で、これを書いている。場所はマレーシアのペナン島のジョージタウン。

 

マレーシア

 

ベトナムと同じ金額の宿代を払ってもシャワー、トイレは共同使用しなければならない。シャワー室の灯り、給湯器は、使ったら電気を必ず消す、朝食のパンは自分で焼いて食器は洗ってもどす。部屋の広さもベトナムと比べると半分以下に。これがゲストハウスだ。

 

宿でインターネットを更新しようにもすぐにきれてしまう。昨日、何回かつなげてみたけど、やっぱりダメだった。だから仕方なくこの記事は、メモ帳に書いて保存し、後に公開しようと思う。

 

昨日は、ホーチミン空港から予定どおりペナン空港に飛ぶことができた。そして陸路でタイに入国するため、1カ月有効のヴィザ申請を旅行業者に代理申請を頼んだ。自分たちでタイ領事館に行っても申請できるが、ペナンでの滞在日を有効に使おうと思い依頼することにした。

 

しかし、娘の出生証明書が必要だと言われた。しかも英文で。そんなものどこで取ってくるのだ?!困った。

 

「持ってない」
と、告げるとオフィスの女性は、どこかに電話をした。返ってきた答えは、更に1000バーツ分(3300円)追加で払えと言う。娘をいっしょに連れていけるのなら、それでいい。空港のATMでおろした2万円近くのマレーシア・リンギッドは、あっ、と言うまに消えた。

 

マレーシア

 

もし陸路のヴィザなしで入国するなら、2週間の滞在しか許されない。8月31日に帰国するぼくら家族の飛行機のチケットでは、完全にオーバーステイ(違法滞在)になってしまう。

 

ヴィザ申請に必要なものとして、帰りの飛行機のEチケットは、日本から印刷してもってきた。証明写真各自2枚は、ホーチミンで自分たちのカメラで撮影し、写真屋にデータを持ち込んで3.5センチx4.5センチのものを作ってもらった。後は、お金さえ払えばいいものだと思っていた。まさか子どもの出生証明書まで必要とは、考えもしなかった。

 

子連れ旅は、ひとり旅と勝手がちがった。

 

旅って、こんなもんだ。

 

マレーシア