ハノイのスコール
昨日は、雨の降る中をタクシーで宿にたどり着いた。その後も雨は降ったり止んだりを繰り返した。東南アジアの雨季は一日に何度か夕立のような雨が降る。
今朝は、日が射していた。日焼け止めクリームをぬる。それでも雨期のこの時期に備えてヤッケ、折りたたみ傘をザックに入れ、宿の周りを散策しに出かけた。
街は看板や店の前に駐車されたたくさんのバイクで雑然としている。大通りを魚の大群が通り過ぎるようにバイクの群れが走って行く。
ホアンキエム湖沿いを歩いてみる。湖の周りは、木々の緑とベンチがある市民の憩いの場だ。
横道にそれたりしながら、一周しようとしたときに雲行きが怪しくなってきた。妻、娘は傘をさし、ぼくは防水加工のヤッケを着て、あまりのドシャ降りでその場にしばらく棒立ちとなった。
雨期のベトナムに何をしに来たのか?自分に問いかけたくなる。
すぐに止むだろうと思ったが、あまりにもひどいので諦めて宿に戻った。濡れた服を部屋で着替えるころに雨はやんだ。
時間も昼過ぎなので昼食に向かう。本場の米麺フォーは、雨にぬれたぼくたちに温かなひと時を与えてくれた。
本日の食事
フォー