タオ島一周シュノーケリングツアー その2

 

タイ

ナンユアン島を後にし、ツアー船はシュノーケリングのポイントに向かった。ツアーは、さらに4か所のポイントに移動する。

 

水中

 

それにしても欧米人は、体力がある。ライフジャケットをほとんどの人が着用せずに船から水中に飛び込んで行く。なかには、船体の2階から豪快に頭から飛び込みをする人も。

水中

 

1回30分の決められた時間をめいっぱい泳いでいる人もいる。体力の違いを感じさせられた。時間内に帰って来ない人がいるのでガイドが声を張り上げて「戻って来い!戻って来い!」と、呼ぶ。

 

みんなそろったか?ガイドが人数を確認しても、悪ふざけをして出発間際に2階から誰かが海に飛び込んだ。「さよなら」と、ガイドが叫んだ。

 

そんなことを繰り返しながら最後の5か所めの集合は6時を過ぎた。日も傾き、水温も昼間より下がっている。

 

そして出発となってガイドが確認すると一人足りない。もう船は、帰るためにエンジンを稼働していた。

 

ガイドが浮輪を持って探しに海に飛び込んだ。船で待っているみんなが、いない彼の名前を何度も叫んだ。さすがにぼくも心配になる。

 

出航できないとわかると、船のエンジンが止められた。彼は、どこへ行ってしまったのか!?

 

しばらくすると行方不明の彼は、他の船の方向にいるのがわかった。ガイドが彼のもとに泳いで向かった。

 

そして彼とガイドが並走して船までたどり着いた。みんなから拍手喝采とともに「ブラボー!」の声がわきおこった。

水中