陸の孤島 ライレイ
ここライレイは島ではないが、陸の孤島なので交通手段は船だけだ。クラビから西欧人のバックパッカーと共に船でプラナンビーチイーストのフロートの桟橋に着いた。
ライレイ内の交通手段は歩きだけだ。リュックとアタッシュケースを転がしてコンクリートで固められた道を歩いて宿に到着する。
陸の孤島でも宿、レストラン、ATM、コンビニがあり旅行者は不自由することはない。
ただここに設備を築くのはたいへな苦労だ。今も孤島のどこかで工事が行われている。船で運んだ物資をトラクターに乗せ坂道を上る。道が狭いので鉄枠などの長い資材は曲がるときに注意がいる。
でもトラクターは上手く曲がりきっても、飛び出た1本の枠で地面を擦りながら気にせずに運んで行った。
時折、サルの集団が森から現れる。1メートルくらいのオオトカゲが道を横切る。宿のベランダでくつろぐとリスが木から木へ移っていった。
旅行者は、ここの大自然と紺碧のビーチに魅かれてやって来る。