日本人にはなじみのない国境。国境は、名前のとおり国の境(さかい)である。

 

陸路で国から次の国へ出入国する場合、国によって出入りできる場所がもちろん決まっている。隣接する国によって一か所だったり、数か所だったりする。国交が断絶したりしたら往来できなくなるのは、どの国でも同じだろう。

 

では、実際の国境はどうなっているのか?

 

まず国境の出入国管理局でパスポートに出国スタンプを押してもらう。これで今まで滞在していた国を出国となる。で、次の国への入国は、緩衝地帯になっているので、距離があれば車で、近ければ数メートル歩いて次の国の出入国管理局で入国スタンプを押してもらう手順となる。

 

国によっては、入国ビザが必要となる。これは、その国の領事館に前もって手続きに行かなければならない。

 

ちなみに東南アジアの国境付近の地元の人々は、生活物資を買い物するためか、国境のチェックなしにいつも行ったり来たりしている。平和の証だ。

 

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